「エデルステインコーティングシステム」は、なかなか除去することができない汚れや臭いを特殊洗浄で完全に取り除き、
汚れと悪臭で不潔だった衛生陶器をキレイによみがえらせ、毎日の清掃もラクラクな快適空間にすることができます。
完全無機質の液体ガラスコーティング剤を塗布します。
下地処理(前処理)に重点を置き、母体を傷めず汚れを完全に除去します。
作業工程において、劇物・毒物に該当する成分はゼロです。
東京メトロでの実績からも分かるように、異臭・刺激臭がほとんどなく、あらゆる施設に施工可能です。
常温でガラス膜を形成する特許技術、揮発性有機溶剤や環境ホルモンを含んでいないため、安全性にも優れた
コーティング剤です。他のコーティング剤と比較し、高硬度の造膜面(鉛筆硬度9H)を形成する為、
摩擦に強く耐久性にすぐれています。
完全な無機質であるための経年劣化が起こりにくく、黄変など変色することがありません。
洗面ボウルの汚れ
水垢・サビ・石鹸カス・皮脂汚れ
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水垢以外にも洗面ボウルは手を洗う場所なので石鹸カスや皮脂汚れが付着します。日常清掃に入っている施設の場合、水垢は少ないが光沢がないという洗面ボウルをよく見かけます。これは石鹸カスや皮脂に汚れが前面を覆ってしまっているためであり、汚れを除去することで陶器本来の光沢を復元することができます。
陶器を傷つけてしまった場合は、傷の中に入り込んだ汚れを除去し、傷の中にコーティング剤を浸透させ汚れの再侵入を防ぐ方法があります。よほど深い傷でない限り、汚れが入らなければ線傷の存在はほとんどわからなくなります。
問題はなかなか落とせないために「より固い道具で削り落とそう」としてしまう事です。頻繁に金たわしなどで擦ってしまった為に無数の線傷に汚れが入り込んでしまいます。そうなると、日常清掃では落とす事が難しくなり、余計に力を入れ擦ってしまうといった悪循環で、陶器は最悪の状態になってしまします。陶器の場合、樹脂等とは違って磨きをかけることで表面を平滑にし、傷を消す、(目立たなくする)ということができません。
施工後
洗面ボウルをコーティングすることで、強い撥水効果が得られ、美観が上がるだけでなく日常清掃において水滴の拭き取りが楽になるメリットもあります。
(尿石)
尿石は尿中に含まれる尿素を雑菌が分解し、アンモニアを発生させながら凝固していきます。トイレ内の嫌いな臭いはこのアンモニアによるもので、尿石の予防・除去が臭いの問題の解決につながります。尿石の除去は、水垢と違い専用の尿石溶解剤を使います。
尿石となる過程の中で便器内のpH値がアルカリ性へと変化していき、pH8を超えると尿石になります。尿石除去は、アルカリ性側に傾いた液性を尿石溶解剤によって酸性側に中和させることで尿石を柔らかくし除去する仕組みであるため、必ずしも塩酸や酢酸など危険な薬剤を使用する必要はありません。
(水垢)
水垢は湿潤と乾燥の繰り返しによって形成されます。たとえば営業時間がある商店施設の場合、利用者がいない閉店後の時間帯に乾燥し、日中は利用者によって水が流され湿潤状態になります。また、暑い夏の季節には狭い個室内の湿度が上がり、少しずつ便器内の水が蒸発するため、若干水位が下がる場合があります。その湿潤と乾燥の繰り返しによって水の中に含まれているカルシウムやマグネシウム等が便器に取り残され、時間と共に水垢となるわけです。
水質によって色や硬さはまちまちですが、共通して言えることは
「水を使っている以上水垢は必ず付く」「水垢は洗剤で保とせない」ということです。洗剤で落とせないものは物理的に(擦って)落とすしかありません。できるだけ陶器表面を傷つけないように注意しなければなりません。
(尿の垂れこぼし・水垢)
トイレ内の床面の汚れで、もっとも汚染度の激しい場所は便器周辺(足元)です。ここは清掃時の水が溜まりやすく、何より尿の垂れこぼしが多い場所です。施設によってはマット状のものが敷かれていたり、汚垂れ石が設置してあったりしますが、垂れこぼしそのものを防げるものではありませんから、汚れが付着する事に変わりはありません。
汚垂れ石の場合、セラミックタイルや天然の御影石が使われている事が多く、靴底の小石などによって傷が付き、そこへ尿や水分が侵入します。またプレートとプレートのつなぎ目の目地にも染み込んでしまいます。マットの場合はマットと床面の間に尿や水が浸入し、めくってみるとすごい事になっているといったケースが多くみられます。
それを防ぐために粘着シールや両面テープなどで接着するタイプは、経年で剥がれてきた場合にさらに美観を損ねてしまいます。尿だけでなく、清掃時に使用する洗剤類も原因の一つです。界面活性剤が含まれている洗剤を充分にリンスせずに放置すると、洗剤分が汚れを抱き込むなど、変色した状態で染み込んでしまいます。
この他、尿石除去作業の際に塩酸などが含まれた洗剤をこぼし、変色(焼け)を招くケースもあります。コーティングを施すことで、失った光沢を復元できるだけでなく、目地などへの染み込みを防ぐので、床面から発生するニオイの問題も解決できます。
コーティング管理に移行した場合のメリット
● 剥離作業がなくなり、コストの低減ができる。
● 一定の美観レベルを長く保つことができる。
● 定期作業が減るので、水・電気の使用量が減る。
● 排出汚水の量が減る。
⇒管理コストが安くなる。
①衛生陶器 (小便器・大便器・洗面ボウル)
(目的・内容)
尿石や水垢が付着しており、美観が低下している状態の衛生陶器 を研磨等に より汚れを除去し、ガラスの被膜を再生する事で新品同様になります。
綺麗に衛生管理されている衛生陶器でも、経年により内部の釉薬が摩耗し、 減少していきます。今後汚れが取れにくくなり、美観の低下に影響するため、表 面の汚れを完全に除去したあとにガラスの被膜を再形成します。減少した被膜を 増膜することにより、良い状態での、維持管理を長く行うことができます。
②汚垂れ石 光沢復元及び防汚コーティング
(目的・内容)
靴裏に付着した小石や砂などで大小の傷が付いたり、尿の垂れこぼしが石材
の繋ぎ目や細孔に浸透して ま す。施工により石材への汚れの浸透を防止できる ため、サニタリーシートの設置が不要になります。
③洗面台天板 磨及びコーティング光沢復元
(目的・内容)
経年により、FRPの天板部分に大小のキズや摩耗が発生し、キズの中に汚れ
などが入るなど本来の光沢と美観を失ってしまします。
専用の研磨剤で研磨することにより、キズを可能な限り除去し,光沢 を復元 させ美観の回復を行うことができます。細かなキズがなくなることで汚れが 入りづらくなるため、衛生面も向上します。
④磁器タイル面 水垢汚れを除去して防汚コーティング
(目的・内容)
トイレ内やエントランス部分の床タイル面は水垢が固着しやすく、また日常 清掃ではなかなか落とせないものです。トイレの中が
特に顕著で、いくらデッ キブラシで擦ってもビクともしません。その硬い水垢を完全に除去し、ガラ スコーティングを施すことで汚れの侵入を防ぎ、美観を高めるだけでなく、滑
りにくい環境を作り上げます。
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産業施設などの内外通路には、さまざまな種類の床材が敷設されています。最近では素材やデザインも豊富になって、床のデザインが豪華さや華やかさの演出に必要不可欠な要素になっています。
維持管理の観点からみると、床材は、滑りにくさなど機能面を優先すると、清掃のしにくいものになり、光沢感など追及したものを選んだ場合、転倒事故等の危険性が増えてきます。
また、歩行の頻度、積雪降雨、飲食物の染み込み等々、常にきれいな状態を維持していくことは非常に難しい事と思います。いったん水垢が固着してしまうと、通常の洗剤では落とせません。
フッ化など使った場合、表面が荒れてしまって、真っ白に変色を起こしてしまうか、ザラついてかえって汚れやすい状況になってしまいます。
エデルスティンコーティングでは、このような汚れをまず完全に除去します。
危ない薬剤を使用せず施工を行いますので、有害なガスが発生する心配がありません。
またガラスコーティングを施すので、新品時のような光沢感が戻ります。